遠回りしましたが、最高の感触。

GS1150EFにはフロントのブルブルに悩まされてきました。

なんとかまともな乗り味にしたいと思いいろいろ試みて来ました。

前後のサスペンション調整ではなんともならず、ステムの組み直しも数回行いました。

そしてアクスルシャフトをクロモリで特注したら、だいぶ改善されたのですが、まだ完璧ではありませんでした。

次にアンダーブラケットを補強してみました。アクスルシャフトと相まってフロント回りのしっかり感がかなり向上して喜びましたが、たまに来るブルブルがかなりシャープなブルブルになってしまい恐怖を感じたのです。

そしてステアリングバーエンドのウェイトを一般的に売っている物で一番重い物にしてみたら、ブルブルも穏やかになったのです。

神経質なフロント回りは、重たくて小さいフロントタイヤのせいなのか?もし足したらフレームが歪んでいるのでは?と考え込み眠れない日々が続いたのです。

ノーマルホイールは残したかったので、またバラバラにしてフレーム修正に出そうと思ったのですが、最後にもう一度ステム回りを組み直してみる事にしたのです。

 

英語のサービスマニュアルを見ながらステムナットの締め付けトルクをしっかり管理していたつもりでしたが、何時もマニュアルの指定トルクは弱すぎないかな?と思っていました。

マニュアルにはステムナットはフィットさせる為に40〜50N-mで締めてください。

と小さめに書かれてあり、その下にステアリングステムヘッドボルトは規定トルクで締め付けてくださいとあり。規定トルク20〜30N-mと表記されています。

ベアリングはテーパーローラーなので一発オーバートルクで締めて少し緩めて規定トルクで締めると自分なりに解釈していました。

今回はステアリングの動きが渋くならない所迄締め込んで見る事にしました。

ステムナットを締めるソケットが無いので東日製のモトトルクにフックレンチを取付けて締めています。

45N-m辺りがギリギリかなと思い決めました。

フロントフォークのプリロード調整も4段だけですが調整出来ますので、一番強くかけてみました。

 

クラッチレバーもワイヤー式にしました。

dr800にも取付けたアコサットのレバーでEFの無茶苦茶思いクラッチも一般的な重さ迄軽くする事が出来ました。

操作性も良いのでお勧めのパーツです。

 

そしていよいよ走行テストです。

走り出してすぐにわかりました。

フロント回りがシットリ落ち着いています。

いつもブルブルが出る登りのギャップも何事も無く通過出来たのです。

今迄積み重ねて来た対策がステムナットの締め付けを強くしただけで、完璧に機能したのです。

クラッチの操作感も素晴らしく、ライディングがとても楽しいバイクになったのです。

 

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コメント: 2
  • #1

    よこちゃん (月曜日, 08 4月 2013 08:12)

    バイクの事で! 寝れなくなるのは、どうかと思いますが!!

  • #2

    choifuru (月曜日, 08 4月 2013 20:53)

    問題児のEFがかなり良くなったので良く寝られるようになりました。
    次は効かないブレーキをなんとかしたいです!!