フサベルのサスペンションをオーバーホールしました。
作業はいつものテクニクスです。
アクセルをあけても空回りする事が多く、バネの固さが感じられるようになったので、そろそろ終わりかな?と思った訳です。
今回はリアのスプリングをソフトな物に交換しました。
リアサスペンションを外すにはガソリンタンクを外さなければなりません。
ガソリンタンクを外す為に、外すパーツがたくさん有ります。
リアサスのプリロード調整もここまで外さないとできません。
なので今回はスプリングを変える事も有るのでプリロード調整が8ミリのレンチで簡単にできるアジャスターも取り付けました。
フサベル用はラインナップされていませんでしたが、KTMのPDS用を取り付け。
ショック自体は同じ物ですが車体にスペースが無いフサベルに使えるかは付けてみなければ分かりません。
仮組してタンクに干渉しないか確認しました。
圧側アジャスターの調整窓から覗くと、軽く干渉しています。
このアジャスターは良く有る油圧式の物とは違い、アジャスター本体が上下に移動する物なので調整によって樹脂タンクに傷をつける可能性があります。
調整ノブもこの位置以外には動かせないのでなんとかしなければなりません。
なので、長さをつめる事にしました。
8mmのスパナをかけて飛び出した部分を切り落としました。スパナにそって真っすぐ切る事もできたのです。
今度は隙間に余裕ができて安心です。
肝心な調整はどうやるのかが問題ですが、下の方から長めのスパナで出来なくはないです。専用にスパナを曲げればこの窓から出来そうです。
しかし、1ミリ調整するのにノブを20回転程、まわさなければならないので、大変です。
フロントフォークの突き出しも5mmに調整しました。
2.5mmと5mmに調整用のラインが削られているので左右楽に出来ます。
タイヤを前後新品にして、リアフェンダーも新品です。
スプロケットもだいぶ削れてきたので、49丁から50丁の新品に交換です。
リアサスのサグを探ってみました。
なんと、マニュアルの設定値に収まっていました。
乗車時の沈み込みが少したらない感じですが、ツーリング時の装備を考えればちょうど良さそうです。
リアサスの感じがかなり変わりましたので、実際に走らせてのダンパー調整が必要みたいです。
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