問題のサーモスタットが帰ってきました。
帰ってきたと言っても純正のサーモスタットは再生不可能でしたので作り直しです。
製作はアンスタバーンになります。
出来上がったサーモスタットケースはアルミの削りだしでしたので、アルマイトをかけて耐久性をアップさせました。
今回もコーケンのアルマボックスを利用しました。
純正品より少し大きくなりましたが取り付けは問題有りませんでした。
これで冷却水系統が全てつながったので冷却水を入れる事が出来ます。
しかし、組み立てしている時から何か所か水漏れの心配が感じられましたので不安な気持ちでいっぱいです。
投入する冷却水はモトレックスのアンチフリーズです。
(水道水を使うのは残留塩素が金属を溶かすので危険がいっぱいです。)
恐る恐る冷却水を注入しましたが、恐れていた事が起こってしまいました。
十分に注入してエアー抜きもすませて確認のためしばらく置いていたら、、
ポッタン・・・ぽったん。。。
場所を探って行ったら、下側シリンダーとケースの合わせ面、排気ポート付近から漏れていました。
シリンダー取り付けナットを増締めしましたが止まりませんでした。
仕方が無いので、冷却水を抜いてシリンダーを外して確認です。
このポートから冷却水がシリンダー内に入ってヘッドからラジエターへ抜けて行きます。
上側シリンダーは分解した時にガスケットは綺麗でしたが、下側シリンダーはガスケットがだいぶ痛んで、シリンダーとケース部分も荒れていました。
液体パッキンもたっぷり湿布してあったので漏れ癖がついている様です。
オイルストーンで面を軽くこすって、アルミのベースパッキンに液体パッキンを薄く塗って再度組み立てました。
今日は冷却水は入れないで、後日再チャレンジする事にしました。
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よこちゃん (金曜日, 11 7月 2014 23:36)
すんなり行かなくて、嬉しかったでしょ!
ちょうふる魂的には!
choifuru (土曜日, 12 7月 2014 13:11)
修行みたいで、うれしかった!