純正メーターをレストアしました。
車体購入時のメーターは、だいぶ痛んでいたので、そのまま使うにはかわいそうでした。
スピード計と回転計もイカれた動きをしていたので内部構造を変更しました。
走行距離等の表示の液晶も見やすいものに変更しました。
かなり無理矢理感が有って期待通りに動くかは、実際に走行するまでわかりません。
モトガジェットとかAIMのメーターにすれば簡単確実でしたが、このバイクの純正メーターを改造するのは世界的に見てもほとんどないと思うのでチャレンジしました。
レストア前のメーターでアクリル板がひび割れ状態でした。
液晶も表示がよく見えない状態でした。
本当はアクリル板だけ帰る予定でしたが、大改造になってしまいました。
スピードとタコはステッピングモーターにしてそれを制御する電子基板を新たに作りました。
液晶表示はオドとトリップ1、2と水温表示ができるようにしました。
表示切り替えは前にハンドルにセットしたボタンで切り替えできます。
キーON時に今時のバイクのように針が一回振り切って戻ります。
液晶にはbimota 500-Vdue と表示されてbimotaはすぐに走行距離表示に切り替わりますが,
500-Vdueは表示を続けます。
インジケーターランプ類は構造上加工が難しいのでそのままです。
メーターカバーはボテボテした所をヤスリで削って角を出しました。
仕上げにつや消しブラックで塗装です。
こりだけでだいぶ引き締まった感じになりました。
インジケーターランプの内側にアルミテープを貼ってみました。
LEDみたいにはなりませんが、ぼんやりしたランプが少しは明るくなるかな?
結構明るくなった気がします。
思いつきでやった割にはすごいぞ!
基盤の一つはメーター内に収まらなくなってしまったため、外に出しました。
基盤ケースを買って収めようと思いましたが、見えないところなのでこのままでもいいかな。
ちなみに純正メーターはウォルブロー社製のメーターです。
ECUと燃料ポンプもこのメーカーの物のようです。多分。
このメーター専用のスピードセンターをつなげますからステーを作りました。
純正のスピードセンターはそのまま残して、同じ場所から感知させました。
ブレーキディスクローターのフローティングピンにボルトが1個飛びに5個取り付けて有ってそれを感知するようになっています。
純正センサーを残したのはECUでこの信号を感知していたら不具合の可能性があるので、それは無いと思いますが念のためです。
水温センサーも同じ理由で、専用に追加設置しました。
設置場所に悩みましたが、ラジエターのIN側に冷却ファンのセンサースイッチ取り口が有ったのでそれに分岐をかまして取り付けました。
純正の水温センサーはサーモスタットとエンジンからの間にあります。
ラジエターについているセンサーはマニュアルにはスイッチとなっていました。
なんだかわからないので、増設すれば安心です。
いろいろ頑張ったメーターですが、ちゃんと動かなかったら、どうしよう。
コメントをお書きください
よこちゃん (木曜日, 06 11月 2014 18:35)
この改造ネタで、また! お悩み相談が増えちゃいますね。
choifuru (金曜日, 07 11月 2014 16:10)
お悩み相談はここより、行きつけのプロショップが一番ですよね。。