気持ちよく新年を迎えたかったので、頑張ってエンジン始動まで試みました。
純正チャンバーが行方不明の捜索中でモチベーションも下がり気味でしたが、気を取り直して納車時についていたカスタムチャンバーを取り付けてエンジンが無事かかるかチャレンジしました。
このチャンバーは納車時に装着されていた物で、誰が作ってどういう特性なのかも不明ですが、サイレンサーが細長くて非常にうるさい音なのでこれで車検取得は難しいです。
ノーマルと形状、取り回しも全く違うのも残念です。
今はこれしかないので装着してエンジン始動を試みました。
綺麗になった燃料タンクに燃料ポンプを装着しました。
燃料ポンプは事前に分解洗浄、新しいガソリンを回して良い状態にしてあります。
タンクとポンプの間に挟むOリングも新品に交換です。
燃料ホースがチャンバーに触れてしまうのでエアロフレックスと断熱材で包みトラブルを未然に防ぎます。
最初は燃料ラインにエアーが溜まっていたせいか何回かセルを回してもかかりませんでした。ダメなのか!と焦りました。
いろいろ考えてキーをオンにして燃料ポンプが回っているうちにセルを回したら、あっけないぐらい簡単にかかりました。
それでも始動してしばらくは、調子がイマイチな感じ。
アイドリングも高めでしばらくおいていました所、結構重大な問題点を発見しました。
ラジエター周りの水温はそれほど上がっていないのシリンダーが異常に加熱しているようでした。下側シリンダーからのクーラントブローホースから沸騰したクーラントがリザーバータンクに吹き出していました。
冷却水ポンプ故障というよりも、2ストオイルの供給が上手くいっていないと感じました。
オイルタンクのバルブは開けてありますし、しばらくしておかしくなるのは、タンクの通気が上手くなくてオイルの供給低下ではないのか?
オイルタンクキャップ付近に1.5mmほどの穴がタンク内に貫通していましたが、試しにオイルタンクキャップを外した状態でエンジンをかけて様子を見ました。
今度はしばらくエンジンをかけたままでも安定していてクーラントも吹き出すことはありませんでした。
エンジンのツキも良く調子いいです。
念のためラジエターに送風機で風を送りましたが水温も下がるのでクーラントの循環も上手くいっているようです。
オイルタンクキャップを改造して通気性能を上げれば大丈夫でしょう。
エンジンからの液漏れ、排気漏れ等もなかったのでいい感じです。
今年最後に上手くいったので、来年も完成まできっと上手くいくことでしょう!
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