似てる寸法のピストンを、使える確信もないまま組み進めてきましたがついにエンジンを始動できるところまで到達してきました。
かなり慎重に、改善できる部分を直しながら進めたので、時間もかかりました。
チャンバーのシリンダー側には断熱の目的でバンテージを巻いて見ました。
チャンバーの温度も下げないほうが排気の流速も上がってパワーが出るそうです。
オイルタンクからの出口にはバルブが取り付けてありましたが、このバルブ、構造上吐出量がかなり絞られてしまうみたいです。
オイルタンク内のオイルが半分以下になるとオイルがポタポタしか出てきません。オイルポンプで吸い出すから、それでもいいかと思っていましたが、前に使った柔らかいホースではホースが潰れてしまっていました。負圧でホースが潰れた感じです。
ストレスなくオイル供給できるタイプに変更です。
ベースのフランジにタップを立てて、ネジ付きのポースニップルを組み込みました。
これでオイルタンクが空になるまでスムーズにオイルが流れてくれるでしょう。
乗らない時にオイルがエンジン内に流れ込んで来ないようにポンプとタンクの間にバルブも一応設置しときました。
始動はかなりあっさりと行えました。
アイドリングも安定して、吹かしていなくても止まる感じもありませんでした。
ピストンも問題なく機能してくれているようです。
空ぶかしの時点で、故障前のエンジンより調子がいいのが感じられましたので、実際の走れ出しが楽しみです。
左フロントフォークが変な場所からオイル漏れを起こしていたので、整備中です。
それが終われば全て組み込んで、車検を取っていよいよ復活です!
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K岡 (火曜日, 13 2月 2018 09:18)
凄いなぁ~。復活じゃないですか!
暖かくなったら山に行きましょう!まずは、念のため軽トラで後ろからついて行きましょか?
ちょいふる (水曜日, 14 2月 2018 01:18)
ピストンワンオフしないで復活は、ラッキーでした!
この先2ストオイルの潤滑さえうまくいけば、壊れる気がしません。
オイルもKTMで使っているモトレックスのオフロード用、混合比100:1対応のオイルにしてみました。
念のため、分離給油と100:1の混合ガソリンでしばらく走ってみようと思います。
まずは車検とって、慣らしは近所をぐるぐる回ってみようと思います(笑)
暖かくなったら、よろしくです。