アイドリングが高くなる症状は2次エアーを吸っている症状なのですが、もしかしたらまたインジェクターのパッキンが切れてガスが濃くなっているのか?と気になって来たので、前回のトラブルで点検しなかった上側のシリンダーインジェクターを点検してみたのです。
下側は簡単に点検できますが、上側は狭くてかなりの根気が必要です。
苦労して点検しましたが、問題はないようです。
まさかシリンダーが焼き付きなどなにかしらの問題が発生してるのか?と不安になったので、シリンダーヘッドを外してのぞいてみることにしました。
圧縮もあるみたいだし、エンジンが止まってかからなくなる事もないので多分大丈夫だと思いますが。
トラブルが出てたら、ふりだしに戻ります(汗)
開けてびっくり!シリンダー壁は全く問題ありませんでした。
ICBMという工法で新たにシリンダースリーブを組み込んだシリンダーです。
500V dueの複雑なポートを加工して、なおかつ加工取代がなさそうなこのシリンダーに装着したのは神業ですね。
上側シリンダーのピストンヘッドにカーボンの蓄積が多めでしたから拭き取って取れる範囲で掃除しましました。
ピストンはワイセコの鍛造ピストンをWPC処理したものになります。
シリンダーヘッドも綺麗にして組み込みました。
この辺は定期的なメンテナンスが必要かもしれません。
とりあえず、重要な部分に問題がなくて一安心です。
コメントをお書きください