オイルちょい漏れ修理

クラッチハウジングの奥のオイルシールからミッションオイルが少し滲んでいるようでしたので、修理することに。

修理といっても、オイルシールを交換することはしないでオイルに添加剤を入れて漏れどめです。

今回使ったのは、日産自動車純正部品のNC81です。日産自動車の開発商品ではなくてニューテック社のOEMのようです。

漏れどめだけでは無くて、潤滑性能も向上するようです。

ミッションオイル(モチュール300Vの15W-50)に10%添加して、オイル交換しました。

ミッションオイルの注入口は奥まった場所にあるので、車のミッションオイル交換並みに手間がかかります。

オイル注入口プラクはホースをつなげてミッションケース内の圧力を大気開放する構造になっています。

漏れどめ剤の効果を出すために近所を走って高回転まで回したところ、ミッションオイルが路面にボタボタと落ちたのです(汗)

こりゃ〜大変!オイルシールが抜けたのか?と思い、速攻戻って点検したところ、

漏れたのでは無くて、注入口から逆流したオイルがリザーバータンクからも溢れて出てきただけのようでした。

原因はオイルの入れすぎなので、オイルレベルホールを開けてオイルが出てこなくなるまでオイルを抜いたのです。(最初の写真がその光景)

オイル交換時にしっかり抜いて、規定量を添加剤を含んで1リットル入れただけでオイルレベルは確認しませんでした。

結構な量が余分に入っていたので、もしかしたらステーターコイル室に入っていたオイルが抜けずに残っていてその分が悪さをしたのかもです。

そう考えると、交換後にエンジンをかけてオイルを回してからオイルレベルを確認しないといけないみたいです。

ちょいとばかり、バタバタしましたがオイルの滲みも止まったようです。

クラッチは乾式でカバーを外した方がなんとなくスペシャル感がありますが、騒音がもの凄すぎますのでカバーを取り付けることにしました。

金メッキ調スプレーが余っていたので、それで塗っったのですが、カバーの地肌がザラザラなので仕上がりはメッキには程遠いです。きっと鏡面仕上げした部分に塗ればメッキ調になるのでしょう。

bimotaの文字の部分はオイルストーンで磨いてみました。

カウルをつければ、チラリと見えてちょうどいい感じです(笑)