最近はキャブレターの整備がブームになっています!
平成最後の日はバンバンのキャブレター整備で締めくくりました。
レストアしたときにキャブレターはオーバーホールしただけでした。
特に問題なくエンジンはかかりましたので、そのまま使ってきましたが、エンジンのかかりはイマイチでした。
先日エンジンをかけようと思ったら始動困難で、やっとかかったと思ったら低回転が全くダメになっていました。
仕方がないので、今回はキャブレターを新品に交換することにしました。
昭和46年販売開始のバイクの純正部品が新品でメーカーから出るのはすごいですね(笑)
製造されたのもそんなに昔ではなくて最近作られた感じの質感です。
キャブレター交換は少し面倒なところがありますが、構造を分かっていれば問題なく交感できます。
キャブレターの取り付け位置から、ローターリーディスクバルブ方式と思われる方もいますが、それは間違えで、一般的なクランクケースリードバルブ方式です。
キャブレター交換も無事終わって、いざ始動です。
キャブレターの中にガソリンを送り込むのにキックを何十回も蹴らなきゃいけないのが大変でした。
始動してから気がついたのですが、燃料コックをPRIにすればいいだけでした(汗)
始動後にアイドリング調整をして試乗したらいい感じで乗りやすいバイクになってくれたのです。
しかし!アイドリングをしているバンバンを見ていたらガソリンがオーバーフローしていたのでした!
なんてこった!ってことで、キャブレターを外してばらして点検してみたところ。。
新品のフロートが大きくゆがんでいました。
真鍮のフロートでハンダでの組み立てが失敗しているようです。
右側がもともと付いてたキャブレターのフロートです。
左側は新品ですが、一部潰れたところもあって、ハンダの状態もうまくないですね。
歪みは曲げて直しましたが、古い方のフロートは腐食もなくていい状態でしたので今回はフロートだけ古いものを使いました。
再度取り付けて始動させたら、今度は問題なく機能しました。
キャブ車は定期的に動かさなきゃ、やっぱりダメですね。
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