朝練！また不発。

先月のリベンジ企画、伊豆スカ朝練が開催されました。

天気予報では曇り空で雨は大丈夫そうでしたが、海老名SAに着いたら雨がポツポツと降り出してきました。

スマホで雨雲の様子を確認したら、目的地方面は雨雲で覆われていましたので今回は中止にして厚木から引き返しました。

次回は３度目の正直か２度あることは３度あるのどちらになるのでしょうか!?

前々からコーナリングの初期旋回が難しくて大きく回り込んで、なかなかアクセルを開けられないコーナーは特に苦痛でしたので今更ですがフロントの突き出しとリアのサグ出しを行いました。

フロントは７mm突き出しました。フロントフォークアウターチューブに調整用の溝がありますがその最大値です。

リアは今まで適当にプリロード調整していましたが、サグをちゃんと測定できる装置を用意して調整しました。

リアのホイールトラベルは130mmだったと思うので1/3の43mmぐらいを狙っていきます。

着座位置で1mmは変わってしまうのと軽装での測定でしたので40〜41mmで調整しました。

プリロードは今までより＋２ｍｍ締めたところで決めました。

測定器はデジタル表示なので楽に作業できました。

実際の走行はどうなったかというと、狙った効果が出てコーナの進入が楽になって切り返しも軽くなった感じです。

納車時から吸気圧センサーのパイプが外されていて大気圧センサーになっていたのですが、高速域でトルク感が薄く感じるのでつなげてみました。マニュアルがないので正しいやり方かは怪しい所です。

500 Vdueに装着してとても効果があった、インジェクションコントローラーも装着してみました。

吸気温度をごまかして燃料を濃くするだけですので、サブコンをキャンセルしてこの装置のみでは効果はイマイチでした。

サブコン（i-COM2)を繋ぎ直して、このコントローラーも繋いでみました。

装着後の街乗りでは効果ははっきり出ませんでしたが、走りながら簡単に調整できるので今後試していきたいと思います

エアークリーナーボックスもフィルターの隙間からエアーを吸わない様にアルミテープで隙間を埋めました。

ガバガバとエアーを吸い込みすぎる感じもあったので少しは改善するでしょうか？

納車時からエンジンの始動性が悪くて、ブローバイガスにオイル分が多かったのですが、走行距離を伸ばす都度に状況は良くなってきていました。

最近また、始動性が悪くなってエンジンオイルの劣化が早くなってきたので、いよいよエンジンオーバーホールかと考えましたが、その前にニューテックのコンプブーストを試してみることにしました。

スパークプラグ を外して付属のスポイトで10ccをシリンダー内に注入するのですが、プラブを緩めようとしたらプラグの締がかなり緩くなっていました(汗)

注入後にプラグを外した状態でクランクを５回転ほど回してからアイドリングを３０分します。

SB8Rを３０分アイドリングさせるのは騒音的にも性能的にも困難な作業になります。

騒音の問題は、たまたま近所で道路工事があったのでその騒音に紛れて苦情は回避されました。

アイドリング性能の問題は送風機で風を送ってアクセルを握りっぱなしでストールさせない様にしました。

アイドリング３０分後に１０分間3000rpm以下でフカしますが、3000rpmなんてアクセル開いて一瞬なので気を使います。

即効性があるとのことなので、処理後にテスト走行しました。

たしかに何かが違う感じです！が、土曜の夕方で渋滞がすごかったので、ちゃんと走るのだけを確認して戻りました。

効果の方は今日の厚木までの高速道路往復で、調子が良くなったのを確認できました。

なるべく回転を上げない様に行き帰りは走行して、帰りの首都高に入ってからアクセルを開けて走りましたが、バイクの加速も気持ちよくてエンジンのツキもトルクがかかった感じになりました。

アフターファイヤーも発生する様になったので、圧縮が回復して未燃焼ガスがクランクケースに入ることもなくエキゾーストハイプに排出される様になったと思われます。

首都高を降りてからのアイドリングもいつもより安定してくれました。

ガレージに戻ってからオイル交換もしました。

フィルターはその都度洗浄して再利用できる物に交換です。

経済的には高額で元を取るには大変ですが環境的にはいいです。

濾過抵抗も少なくてエンジンの負担も少ない様です。

ウィンカーが振動でもげてましたので、次回走行までに直さなければなりません。

今回の天気は残念でしたが、バイクの調子回復走行にはなったので良かったです。