RZ350を渡された時はキャブレターが外されて、バラバラに分解されていました。
サービスマニュアルもないのに、その状態で元通り以上の状態にしてくれと言われるのは、かなり酷烈な事です。
とりあえず洗浄して各部を確認しました。
ジェット類の番数は刻印がなくなっていて確認できませんでしたが、キャブレターの主要部品には問題ないようで、一安心です。
最低でもニードルバルブアッシは交換したかったので見積もりを取ったら、キャブレター2個分で16,000円近くしてビックリ!です。
予算がないのでこのまま組み立てちゃおうと思いましたが、元通り以上の状態にしなければならないので困ってネットで検索したらK&Fcabreterというサイトを発見。
交換したい部品が一通り揃って、キャブレター2個分で¥5,940で助かりました。
世の中にはまだ良心が残っていたのでした。
キャブレタージョイントとリードバルブも交換したいところですが、部品代¥50,000ほどなので無理とわかりました。
装着されている部品をよく見ると新車当時の物では無い様で、一度は交換されている様です。
RZのリードバルブは5000Kmほど走行すると開いてしまうことが多いそうなので、耐久性が上がったRZ-Rのリードバルブに交換したかったですが今回は見送りです。
リードバルブの状態は、外さないと状態は確認できませんが、このままにします。
余談ですが、当時はRZの前のRDのリードバルブの方が性能が良かったので(耐久性は劣りますが)RDのリードバルブを使っていた人もいた様です。
今、部品で頼んでもRZ-Rレベルの物に統一されているかもしれませんが。
エアーフィルターは形を保っていましたが、洗浄したら粉々になるでしょう。
TESI 1Dで使った汎用のエアーフィルターが残っていたので、適当に切って作りました。
組み立てたキャブレターはスロットルバルブの開き具合を二つ揃えてから装着です。
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