新品の燃料ポンプユニットが届きましたので交換開始です。
交換理由は車両を購入した時から燃料ポンプが回らないでエンジンがかからないとか、走行中に燃料ポンプが止まって燃料がカットされる様な症状が稀ですが起きてずっと気になっていたからです。
購入した燃料ポンプは車両販売当時の長期在庫品ではなくて、最近になって新たに作られた物の様です。
ポンプユニットはタンクのこの部分に取り付けられているので交換自体は難しくはありません。
外された燃料ポンプユニットは台座やポンプ固定部品がアルミ削り出しでずっしりとした重量感です。
新しいものはアルミの鋳造部品で肉抜きもされているので持った感じは軽いです。
ポンプ本体は同じ形状の汎用品がピンキリの値段で出回っているのでポンプユニットのレストアは可能の様です。
燃料ポンプ 255 で検索するとたくさん出てきます。
燃料残量計からポンプの電源配線が繋がっていますが、度重なる整備で配線の被覆が剥がれて銅線がむき出しになっていてトラブルがいつ起きてもおかしく無い状態です。
今まではシリコンコーキングで固めてごまかしていましたがもう少しちゃんと補修しました。
むき出しになった銅線にハンダを盛って、プラリペアで固めまることに。
見た目の不安感も無くなり良くなりました。
燃料残量センサーは警告灯点灯のみなのでフロート式ではなくてサーミスタになります。
サーミスタが燃料に浸かって冷やされている時は抵抗値が上がって電流が流れにくくなりますが、ガソリンが減ってセンサーが露出するとセンサー自体が加熱して抵抗値が下がって電流が流れて警告灯を点灯させる仕組みです。
新しい燃料ポンプユニットの装着完了。
レギュレータ内蔵タイプなのでリターン配管は必要ないですが新しいユニットにはリターンの取り付け穴がありましたのでプラグ止めです。
これで一安心!とはいかず燃料ポンプの不調の根元に次回は迫ります。
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