燃料ポンプリレー交換

バイクの場合、車と違い経年の割りに距離は走らないので燃料ポンプの不調は、ポンプ本体の故障よりリレーの不具合の方が多いそうです。

たまに起きる燃料ポンプ不調はリレーが怪しいと前々から思っていました。

リレーぐらい、すぐ交換すればいいのですがなかなか簡単には行かない理由があったので今回は頑張って交換です。

SB8Rに純正で使用されているリレーはitalamec 609です。

古いフェラーリとか、不調が多いイタリア車に使われている諸悪の根元リレーです(笑)

ヒューズ付きの5極リレーです。

リレーの機能的には4極リレーでいいはずですがなぜか5極リレーなのです。

しかも、このリレーの電極の位置は一般的な5極リレーと同じなのですが、電極の配置が一般的とは違いますので普通に売っているリレーに交換しても取り付けはできますが機能はしないのです。

同じタイプのリレーを探していたら、同じメーカでのリメイク品がebayで販売されていましたが販売店が問題ありで購入が不可能でした。

一応このリレーの状態を12Vを流して作動確認をしましたが、作動はしましたが電極間に若干リークが発生している様で、燃料ポンプに繋がるカプラで電圧を測ったら11Vしかきていませんでした。

リレーはやはり変えた方がいいのが分かったので、パナソニックの日本製リレーに交換することにしました。

30Aヒューズの増設と電極の配置換えを行うので、かなりややっこしいです。

カプラも結局新しくして、なんとか完成。

燃料ポンプカプラーでの電圧も測ったら12Vを超えた電圧がきてくれました。

新しいポンプの作動確認もかねてガソリンを入れてポンプを回してみることに。

イグニッションオンでポンプが数秒回るので、それを利用してガソリンが吐出されているのも確認しました。

エンジン始動はリアサスを組んでからスロットルボディを組み込む必要があるので、リアサスがオーバーホールから戻ってきてからおこないます。

多分機能的には大丈夫でしょう。