購入時からブレーキの感触が悪かったです。
ブレーキレバーの握りはじめがストロークが多い感じで、ポンピングすると正常なタッチが出てくる感じでした。
ABS付きのバイクは初めてなのでこんな物かな?と思いつつ乗っていましたがキャリパーのピストンが戻されている感じもあったので、いったんアクスル周りとブレーキを整備することにしました。
アクスルシャフトの通りはスコスコとシャフトに抵抗がなく左右に通るので正常でした。
アクスルシャフトの締め付け時にアライメントツールを使ってみましたが、必須ツールではないのでコスパは微妙です。
キャリパーは軽く洗浄してピストンのもみ出しとシリコングリスの塗布をしました。
キャリパーを外してわかったのですが、キャリパーの取り付け部にインロー加工がされていませんでした。
取り付け方によっては、ディスクローターとキャリパーの平行がずれる可能性もあります。
どうしようかと考えたすえ、
キャリパーボルトを軽く締めてからホイールを回してブレーキをかけたりしてローターとキャリパーの平行を出しました。
本締めの45Nmはブレーキをかけた状態で平行がずれないようにして締め付けました。
結果、ホイールを回したときの抵抗も減って整備前よりもホイールは回り続けるようになったのです。
ブレーキレバー握りはじめのストロークも正常になっていい感じです。
この状態で先日の伊豆スカ朝練に臨みました。
走行した感じはよくなりましたが、まだ少し足らないような感じなのでパッドを社外品に交換です。
今までメタリカとかジクーが初期から良く効いて好みでしたのでよく使っていましたが、ネットで調べるとエンドレスのパッドが良いそうなので今回はエンドレスのパッドを購入です。
エンドレスを褒めちぎっている方はメタリカとかジクーはゴミ扱いしているのが見受けられたのがちょっぴりキモかったです。
ディスクローターについた前のパッドの皮膜をサンドペーパーで落として、キャリパーをガッツリ洗浄してピストンもみだしもしてローターとキャリパーの平行も出して組み付けました。
組み付け後にパッドのならしをかねてテスト走行をしました。
走行中パッドのあたりが出てきたら、純正パッドとは違うボリューム感のある懐の深い感じのプレーキになりました。
完全なあたりが出たらさらに良くなりそうです。
今回のフロント周りの整備で大活躍したのが、このバイクタワーです。
パニガーレのフロントスタンドがけは大変困難なのとブレーキ周りに邪魔な物がないので整備性は抜群に良くなります。
ガレージ内のバイクの移動も容易になるのでドゥカティオーナーさんにはお勧めのスタンドです!
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